2024
05/03 |
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2013
10/20 |
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もうすでにずいぶん前の話なのですが、思い出に?書いておきます。
詳細に思いだしてたら記事が長くなっちゃいました。 逃げられたって書くと強烈ですが、 夏休みに私達家族が長期留守にする間、彼女は有給を使って故郷に一時帰国して、そのまま香港に戻って来てくれませんでした まあ、やっぱり端的に言うと逃げられました。 ちなみに一応、アマさんっていうのは香港で言うメイドさんのことです。 goo辞書によると“ いつかメイドさん探しの記録記事を書こうかと思ってましたが、その前にこんなことに せっかくなので?どんな人だったか記録記事を書いておきます。 長くなったのでメイドさん探しの様子については別記事にします。(いつの日にか) 彼女は2年契約だったのですが、結局1年半弱うちで働きました。 2年終わってもの次の更新もしたい、という発言もあったのに、逃げてしまいました、、。 <履歴書> 私は主に履歴書の写真の笑顔でこの人が良いのではと思っていました。 旦那さんはもうちょっとちゃんと履歴書を見ていて、Child Careを特技としてアピールしていたらしいです。 <電話面接> フィリピンからの呼び寄せだったので、電話面接をしました。スピーカーフォンで主に旦那さんが会話をして、私は横から聞いていただけ。 英語は完璧ではないまでも十分なレベル(私よりは上手だし)。話し方も声の感じも良さそうだな(というか、どこがチェックポイントかもいまいち分からないので、悪くはない、ということ) <第一印象> 初めて家にやってきた彼女、最初の笑顔が素敵でした。 その時私はこの人は当たり(良い人)に違いない、と思いました。 <働きぶり> 私はメイドさんを雇うのは初めてだったので、何をどう指示していいのか良くわからず、とりあえずネットで見つけたタスクリストを参考に初日にさらっと日々何をして欲しいかを説明し、実際どういう風に(掃除や洗濯を)するかは最初の1週間くらい一緒にやって見せる、ということにしていました。 結局説明したのは最初の2、3日だけでしたが、感触としては彼女は勘がよい、ということ。少し説明すると、その応用までだいたい理解して、直ぐに動けるタイプの人でした。 周りの人から、メイドさんに関して笑い話というか、できない話ばかり聞いていたので、彼女ははメイドさんとしてやっぱり当たりだ。と思ったところです。 子供もすごく好きで良く遊んでくれ、うちの子もよく懐いてくれたのもよかったです。 <心配だったこと> 海外に来るのが初めて、しかも小さな子供を国に残して来ていたということで、かなりホームシックになっていたようだったこと。 ほぼ毎日家族とSkypeをしていて、なんだか涙声で話しているようでした。私はプライベートにはあまり深く関わりたいと思っていなかったので、それに関してはあまり聞きませんでしたが。 <破損品①> 最初にやってしまったのはワイングラス。 高かったんだよね、、と思いつつ、最初だし、確かにこれは割れやすいから同情する、ってのもあり注意のみ。 他のお皿と混ぜちゃダメってもっときつく言っておけばよかった <破損品②> つぎにやっちゃったのは壁 掃除機を角にぶつけて壁がボロっと、、これは、、かなり、、怒りたい、、かった。 幸いにも欠けた塊をはめ直してボンドで着けたらそこまで目立たなかったので、次このレベルで家を傷つけたら、大丈夫、では済ませないかも、と警告。(現実問題メイドさんに損害賠償を請求することはできないらしいですが) 香港の壁はボロイこと、重い掃除機は凶器だってもっときつく言っておけばよかった <ミス①> 一度だけ子供の幼稚園バスのお迎えに間に合いませんでした。 どうやら昼寝をしてしまって寝過ごしたみたいです。 大きな問題にならなかったのでよかったけど、子供の安全に関わることなので、これは厳重注意。 ただ、はっきりいって寝坊はどうしようもないとも思ってる <ミス②> 働き始めて半年後、私達家族が長期間留守にすることになり、彼女にはここに残るなら当然給料は出すが、無給で自費で帰るのであれば国に帰ってもよい、と言い渡しました。がその後(何の根拠もないはずなのに)帰りたいが旅費を半分払ってほしい、と交渉されました。 まあ確かに誰もいない家に一人ずっといるのは可哀相だったし、ホームシックだろうしと気の毒に思ってしまい、航空券は往復買ってあげることにしました。ホームシックすぎて一度家に帰ったらもう香港に戻ってこないのではとの危惧はありましたが、無給期間の給料が航空券とほぼ同額だったので、気に入っていた彼女を失うのは痛いけれど、こちらの経済的打撃はあまりないし、それはそれで仕方ないと覚悟を決めて。 ところがこの一時帰国で、彼女は帰り(香港行き)の飛行機に乗り遅れました 彼女の言い分は空港行きのバスが来なくて間に合わなかったと。 実家は相当な田舎らしいのですが、いやいや、、自分の家の田舎具合は自分で把握してくださいな。バスがどれだけ遅れるかの予想もしておくれ。なにより航空券自分で買い直す経済的ダメージを軽視しすぎだよと。。 というわけで香港に戻る予定日の次の日に自費で戻ってきました。 どんだけドジなんだまあ戻って来てよかったですが。 <金銭トラブル①> 働き始めに、うちは借金も給料の前借りも許さない、とは言ってありました。 が、働き始めて半年後、お金を貸して欲しい、と言われました。2000ドル(月給は約4000ドル)娘が入院したからと。 しかもこの時私は既に家を留守にしていて、旦那さんも明日から留守にする、というタイミング。さらに上記の彼女の一時帰国前で、旦那さんより彼女の出発が後だったのです。 旦那さんとしては、ここで断って彼女が国に逃げる覚悟で家を荒されては困るので、仕方なく貸した、とのこと。こうやって貸す実績を作るのが悪いのは分かっているのですが、、。 娘さんの病気が本当だったかどうかは分かりませんが(病名を聞いたのですが上手く聞き取れず、多分膀胱炎系?でも再発はしないと言っていた、、)、お金は彼女の帰国後、500ドルずつ4カ月分割で無事返してもらいました。返済方法については提案がなかったのでこちらで決めました。 この時点で次に借金を言い出したら解雇、と言い渡すべきだった <トラブル未遂> 以前から彼女のお母さんが片方の腎臓摘出の手術をした、とは聞いていました。 勤続9ヶ月後位に、またお母さんの具合が悪くなってまた手術をしなければならないかも、と言われました。彼女も動揺しているのか説明があまり具体的ではなく、どのくらいの危険度のある手術なのか、するかしないかはいつ決まるのか、がはっきりせず。本当に危険な手術でお母さんに会いたいのならば手術日前に帰国しないと意味が無いはずなのに、日程については少し後の私達の予定に合わせる、と言って来た。 それでも帰りたい様子だったので、旦那さんと相談の上、 もし帰りたいのならば、私達の予定に関係なくいつ帰ってもよい。1年経過していないので有給はまだないけれど、特別に来年度分の有給を使ってもよいと言い渡しました。ただし、航空券は出さない。とはっきり言いました。 航空券は出さない、と言った時の彼女の落胆ははっきり見て取れました。 結局手術は行われないことになり、彼女は帰国しませんでした。 航空券は出さない、とはっきり言ったのは正解だった <金銭トラブル②> 勤続1年後、またお金を貸してほしいと言ってきました。彼女の夫がマカオで就職する保証金?だかに。なんと1万ドル。 前回は理由が理由だったから特別に貸したのであって、私達はお金は貸さない。と言い渡しました。 ていうか、そもそも金額が大きすぎるよく借りようという気になるなと思いました。さらにいうなら私達としては彼女の夫が近くに就職するのはあまり歓迎ではなかったので。彼女のことは良い人だとは思っていましたが、彼女夫が近くに来ることでよからぬことをたくらんだり変な智恵を入れられたら困ると思ったので。(友人には妊娠リスクについて言及されましたが) 断った後も、給料2カ月分でもいい、と再度交渉してきて、本当に困りました。 こんな借金の申し出をされても尚、総合的には彼女のことは気に入っていて手放したくなかったというのが私達の弱みでした。 そこでとうとう、給料1カ月分、というか、その月の給料を2週間早く渡すことで、少しばかりの恩を売って場を収めようということにしてしまいました。 ただし、以後はあなたの家の経済問題は聞きたくない、絶対に貸さないし、借金の申し込みすら許さない、言いだした時点で雇用に関して考える、と言い渡しました。 借金を言いだしたら解雇と言いたいけど、実際彼女を手放したくなかったのが弱み こうやって列挙するとダメなところが際立ってしまいますが、私達は彼女を気に入っていました。少々のミスはあるものの、頻度が高いわけでもなく、気になるのはほぼ金銭問題のみ。金銭問題に関しては私達が貸さなければよい話と割り切っていました。なので、彼女の勘の良さと人当たりの良さ、子供との相性も含め、当分彼女を手放したくないと思っていました。 が、、彼女は帰国へ向けて活動開始。 <本帰国(逃避)> 勤続1年半後、夏休みに私達家族が留守にするので、またも自費で帰るのならば帰って良い、と言い渡しました。初めは帰らない、と言っていたのですが、今後も契約更新したいので、2年更新時の分の航空券を今回使わせてくれないか?と言いだしました。(友達に入れ智恵されたらい) 前回の一時帰国で飛行機に乗り遅れ、自費で帰って来たこともあり(今思えば入国スタンプの日付は確認してないのでほんとか分かりませんが)、彼女のことは割と信用していたので、今回は帰ってくるだろうと思ったのです。なので航空券を往復買ってあげてしまいました。 建て替えさせて香港に戻ってきたら払う、とすべきだった 帰国前に、空港から自宅までの交通費がもらえるはず、と主張されましたが、今回は前借り状態だからと拒否 今思えばもらえる物は全部もらおうって思ってたんだな、、 さらに子供へのお土産を買うからお金を貸してほしい、と旦那さんに言っていたらしい。なぜそんなに気軽にお金を借りようとする?? 実は金銭問題①の前にも旦那さんには軽い理由でお金を貸して欲しいと言ったことがあるらしく、即却下したそうだ。 お金にはルーズな人だったんだね、、 大使館に提出するから今までの給料明細が欲しい、と言われ、何も疑いもせず給料受け取りサイン帳をコピーしてあげてしまいました。 彼女の逃避後、ローン会社とみられる所から督促の連絡がありました。しかも複数。 借金自体は私達には関係ないので、彼女が帰国して契約解除になったとの書類をローン会社に送って終わりなのですが、計画的な逃避帰国だったんだとショックでした。 そもそもコピーを渡さないか、「大使館Only」又は「No借金」的なメモ書きをするべきだった? そして彼女は香港に戻るべき日の次の日に、メールしてきました。 I made the hardest decision not to go back. I hope you will understand my decisionと。。 いや、、決めましたって言われても、、理解してくれって言われても、、。 Sorryって言えばいいってもんじゃ無くないか? うちら良い関係だったよね?? なんで辞めたいなら事前に言ってくれないわけ?? 良い人だと思ってただけに、かなり残念です。 私の友達から見ても彼女は良い人そうだったというし、うちは職場としては超楽な部類なのに。 なんでこの契約を手放すかな、、。 PR |
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コメント |
おもしろく拝見しました。
我が家にはアマさんがいないので、日曜日などで街角で見かける彼女たちをかわいそうに思っていましたが、彼女たちは彼女たちで結構したたかなんですね。 続編もお待ちしています。 MCさちさん、
コメントありがとうございます。 笑って頂ければ記事を書いた甲斐もあるってものです! それなりに警戒してはいたのですが、こんな良い人そうな人でもそんなことするんだ、、って感じでしたね。 特に物を盗られたり等はなかったので、直接私達への被害は少なく、いきなりやめられて困った位だったのですが、、。 アマさん文化?まだまだ修行が必要みたいです。 |
久々に覗いてみたら更新されてた!!!
アマさんは、気に入ってしまったら、それがかなり弱みよね。ああ、うち年始に戻ってきてくれるか心配だ。 前の記事のステーキ屋さんはシンガポールにもあるみたいだから、そのうちチーズケーキ食べに行ってまーす(^^) 【2013/10/28 23:22】||きょん#9866b2d3ee[ 編集する? ]
きょんさん、
久しぶりのチェックありがとう。 そうなの(笑) 凄く久しぶりの記事。 でもブログやめる時は辞めるって宣言する予定なので、放置されててもそのうち書きます。 うちの今の人もクリスマスに帰るので、また心配だわ。 お互い帰って来ますように! そうそうあのチーズケーキのお店(ステーキ店だけど)シンガポールにもあるからおススメしようと思ってたのよ。是非行ってみてー。 |
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